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2023.5/13「伊達なバス旅 登米森林セラピーと田束山のツツジ」ツアー催行しました!

更新日:2023年5月22日


こんにちは。

5月も半ばに差し掛かり、新緑の美しい季節となりました。


さて、5/13(土)は、「伊達なバス旅 登米森林セラピーと田束山のツツジ」ツアーへ行ってまいりました!

当ツアーは、宮城県観光プロモーション推進室様が主体となって発行する、宮城県内をめぐる観光バスツアーを集約して掲載したパンフレット「伊達なバス旅2023」に掲載されました!


今回のツアーは、仙台駅発着でした🚌仙台駅東口の観光バスのりばを8:30出発の予定でしたが、皆様に早めのご集合をいただき、余裕をもって出発することができました。茨城県や千葉県など、ご遠方からご参加いただいた方もいらっしゃいました😊


↓今回は東日本観光バスさんにお世話になりました


仙台駅を出発して、順調にバスは進み、10:00前には登米へ到着しました。

さっそく、登米森林公園・登米ふれあいの森での森林セラピー体験へと向かいました!


森林セラピーとは、一言でいうと「森の木々による癒しの効果が認められた、科学的な証拠に裏付けされた森林浴」のことです。森林セラピー基地として認定された森は全国各地に60か所以上ありますが、宮城県では登米ふれあいの森だけです!!

曇り空でしたが、暑くも寒くもなく、ちょうど散策には気持ちの良い気候でした☁心配していた雨も降りませんでした😊


登米ふれあいの森へ向かう前に、登米町の観光の拠点となる場所、とよま観光物産センター・遠山之里の前で、森林セラピーガイドさんと合流しました。バス車窓から登米の町を簡単にご案内いただきながら、登米ふれあいの森へ。駐車場に到着し、まずは“ラフターヨガ”を希望者のみ体験していただきました。

ラフターヨガとは、笑い声を意味する英語のlaughter(ラフター)とヨガを合わせたもので、笑うことでストレスを軽減する効果があるとされています。これを森林セラピーに取り入れているのは、全国的にも珍しいことなんだそうです😲お腹から大声を出して、思いっきり笑う、少し恥ずかしいかもしれませんが、一度やると恥ずかしさも吹っ飛んで、とても清々しい気持ちになるんだそうです😊

森の中は、遊歩道も整備されているので、登山よりも気軽に歩ける道となっています。森の中を進んでいくと、ツツジの花、わらび、長生きの草と呼ばれるエンレイソウなどに出会うことができました🍃

ガイドさんの植物の説明や、森の木々が人に与える力などについてのお話は大変興味深く拝聴いたしました。木は、人間が吐き出す二酸化炭素を光合成により酸素に変える働きをしてくれていますが、人間1人あたり年間で約23本の木が必要と言われているそうです!森林伐採や地球温暖化などの環境問題についても改めて考えさせられました。空気のきれいさ、緑の美しさや、お花の可愛らしさに癒され、心が洗われる思いがしました🌼

途中、森の中に落ちていた不思議なもの“森のエビフライ”を見つけました🍤まさに小さなエビフライのような見た目をした、この正体は・・・なんと松ぼっくりです!松ぼっくりのカサの部分をリスが食べ、芯だけを残して落としていった状態なんだそうです🐿意外な正体を知ると、なんだか森のエビフライがよりいっそう可愛く見えました😊

登米森林公園には、登米市を舞台とした朝ドラ”おかえりモネ”の記念看板が建てられています。お客様の中には、おかえりモネのファンで、作中に登場するサメのぬいぐるみをご持参された方もいらっしゃいました!ぬいぐるみと一緒に記念撮影をされていました😊(サメの隣に写っているのは、登米市の観光PRキャラクター“はっとン”です)

森には、移動時間やトイレ休憩なども含め、約60分ほどの滞在予定だったため、セラピー自体は30分程度を見込んでおりましたが、皆様にお時間厳守にご協力いただき、早めにお集まりいただいたおかげで、少し時間に余裕ができ、約50分ほどセラピー体験をすることができました。


ガイドさんに感謝とお別れを告げ、登米の街の中へと戻ってまいりました。

朝にガイドさんと待ち合わせをした場所・遠山之里を再び訪れ、お買物をしていただきながら休憩の時間を取りました。

遠山之里では、登米名物の”はっと”や油麩などをはじめ、地元産のお土産品などを販売しており、みやぎの明治村各施設の入場券を購入することもできます。すぐ隣には、旧登米高等尋常小学校・教育資料館があり、明治時代に建築された建物が現存しています。お時間があればぜひそちらも見ていただきたかったのですが、残念ながら今回は時間の都合上、遠山之里でのお買物のみお楽しみいただきました。全国旅行支援の地域クーポン券も使えましたので、たくさん購入されていました(今回はお1人様につき1,000円分のクーポン券が付きました)♪

遠山之里を運営されている、とよま振興公社のスタッフさんもお出迎えとお見送りをしてくださいました。


登米市を後にし、隣町の南三陸町へやって来ました。登米-南三陸間は、三陸自動車道の無料区間でつながっているため、約30分ほどで到着します。三陸自動車道は、仙台市から青森県八戸市まで、三陸沿岸359kmを結ぶ、東日本大震災の復興のシンボルとなる道路で2021年12月に全線開通しました。南三陸町や気仙沼市も登米からだいぶ近くなり、気軽に行けるようになりました🚙


まず訪れたのは、南三陸ワイナリーさんです。

南三陸ワイナリーは、海の見えるワイナリーで、南三陸町産ブドウ100%のワインや、地元漁師の協力のもと、海中熟成されたワインなどを醸造し、販売されています。南三陸町のワイン用ブドウ畑は、志津川湾を一望できる絶景の場所にあるそうで、ワインづくりだけにとどまらず、とても地元愛溢れるワイナリーさんです🍇

海中熟成は、海の中は空気中と比べて音の伝わる速度が速く、海にすむ生き物や波、船などの様々な音が広範囲から微振動として届くため、ワインの熟成が早まると言われているそうです🚢

今回は、海の見える絶景の屋外テラスや、醸造棟内も見学させていただきました。ワイナリーの代表の方にご丁寧にご説明をいただきました。お忙しい中ありがとうございました。

醸造棟は清掃が行き届いて清潔感があり、とてもきれいでした。きちんとお手入れされた機械やタンクに、ワインへの深い愛情やこだわりを感じました😊

ショップでは、有料で試飲もできました。ワイン以外にもりんごジュースなどもあり、多くのお客様がご試飲されていました🍷ボトルも海を感じるようなお洒落なデザインのものが多く、お土産用・ご自分用にと購入されていらっしゃいました。


お次は、ワイナリーからすぐ、車で約3分ほどの距離にある、道の駅さんさん南三陸を訪れました!

“さんさん商店街”の名で親しまれていたこの場所は、震災伝承施設“南三陸311メモリアル”と観光交流施設“南三陸ポータルセンター”、JR志津川駅が増設され、2022年10月に道の駅としてグランドオープンしました。東日本大震災で壊滅的な被害を受けた南三陸町の復興のシンボルとして元気に営業され、多くの方が訪れる人気スポットです。


ここでいったん自由行動とし、各々昼食をとっていただきました。

南三陸町には、“キラキラ丼”という超大人気グルメシリーズがあります🍚地元産の魚介をふんだんに使用した、味も見た目も豪華な、まさにキラキラと輝くような海鮮丼のことです。イクラやウニなど、季節によって異なる旬な食材が使われ、シリーズ化されています。お店によって特色も様々です。

5月からは、ちょうど”うに丼”が始まっていました✨8月頃まで楽しむことができるうに丼は、シリーズの中でダントツの人気№1なんだそうです。

美味しい昼食と、新鮮な魚介類などのお買物をお楽しみいただきました。さんさん南三陸でも、地域クーポン券が使えました♪約1時間半ほど自由行動とし、その後は道の駅内の“南三陸311メモリアル”前にご集合いただき、全員そろって見学しました。

↓南三陸サーモン(銀鮭)の炙りとイクラが乗った豪華な丼もありました!


震災伝承施設である南三陸311メモリアルは、防災や減災について、「自分だったらどう行動するか」と、自分事として考えるきっかけを提供する施設です。東日本大震災を体験した地元住民の証言や写真などがギャラリーやシアターで紹介されています。

ラーニングプログラムは60分のレギュラープログラムと、30分のショートプログラムの2種類あり、それぞれに複数のパターンがありますが、今回はショートプログラムを見学しました。

お1人に1冊、防災ブックが配布され、シアターでは、椅子に座って、大きなスクリーンに映し出される地元住民の証言映像などを観覧します。今回のプログラムの内容は、震災当時、戸倉小学校の校長先生をされていた方のお話でした。戸倉小学校では、東日本大震災以前より、津波が来ることを想定した避難訓練を定期的に行っており、校舎の屋上に避難するか、近くの高台に避難するか、2パターンの訓練を行っていたそうです。

2011年3月11日、震災の日、津波到達までの時間が迫る中での判断で、高台に避難されたそうですが、3階建ての校舎は屋上まで津波が押し寄せ、波にのまれたそうです。

映像を見た後は、もし自分だったらどんな判断をするか、周りの方と話し合う時間もありました。とっさの判断が生死を分ける、まさに命がけの判断をしなければいけない状況が、いつどこで起こるか誰にもわかりません。実際に体験された方の生の声を発信していただくことは、本当に意味のあることだと思いました。

メモリアルの屋上から眺めた南三陸の町の景色に、改めて復興への思いと、次への備えを自分のこととして考えていく決意をした、大変良い機会となりました。


お次は、ちょうど今が旬な田束山へ。山が燃えるような朱色に包まれる、ツツジをお目当てに訪れました。

田束山は、山頂付近まで車で行くことができ、大型バスも通行できます。遊歩道も整備され、山頂までは約10分ほど階段を上っていきます。

ツツジは満開でした✿一部、もう終わりかけのところや、まだつぼみのところもありましたが、見渡す限り朱色に包まれ、とてもきれいに咲き誇っていました✨山頂からは、遠くまできれいに見渡すことができ、金華山や気仙沼の唐桑半島、大島大橋も見えました!曇り空のおかげで、かえってツツジが鮮やかに映えてきれいに見えました。

バスで山を下りる途中、車窓からカモシカに遭遇しました😲バスの中は「わぁ~!」と盛り上がりを見せていました😊

ツツジを楽しめるスポットは、田束山の他に、気仙沼市の徳仙丈山があります。お客様からは、「田束山のツツジを見れたから、来年は徳仙丈山に行ってみたい」というお声もありました。


歌津ICより三陸道に乗り、東部道を経由して、仙台駅へ帰着したのは、ほぼ予定通りの18:00近くでした。

ご参加いただいた皆様、大変お疲れ様でした。ありがとうございました。


さて、次回の伊達なバス旅は、6/18(日)仙台駅東口発着「みやぎの明治村と気仙沼大島」がございます!

登米市では、300年近い伝統を誇る登米能の舞台(通称・森舞台)を見学し、その後は港町気仙沼へ💨大島の美しい海と、新鮮なお刺身の昼食を満喫していただきます!

ぜひ皆様のご参加をお待ちしております。

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